左右に壁がない場合、支えとなるガチャレールを取り付けることができません。今回は正面の壁を使った可動棚(ガチャ棚)を作ります。正面はガチャレールですが、棚を支えるのはアーム式の棚受けです。材料は全てホームセンターで全て揃います。

固定式棚
下地を探す
ガチャレール(可変レール)を取り付けるための下地を探します。
壁は石膏ボードを固定するための間柱を下地として使います。間柱、柱というくらいなので縦の材です。これを下地探しを使って探しましょう。
1本見つかったら、45センチおきにあると思いますのでスケール(メジャー)で測れば探しやすいです。たまに30センチくらいの場合もあります。
棚板の長さ(幅)はこの間柱と間柱の距離よりも長くなければダメです。間柱間よりも小さい棚板は取り付けできません。例えば間柱間が45cmであれば、最低でも50cm以上は必要です。
レールを2本取り付ける
正面の間柱のところにガチャレールをビスで一番上の穴に緩めに打ちます。下はブラブラになっているはずです。
この後もう1本のレールをビス1本で止めるのですが、レールとレールの高さを水平器で水平になるように止めます。
2本レールの頭が同じ高さになったら後のビスを打ち込んでいきますが、この時も水平器を使って垂直をしっかり確認して打ち込んでいきます。
棚受けと棚を取り付ければ完了
レール4本を両サイドの壁に固定するよりも簡単な作業です。
棚受けを同じ高さに差し込んで棚を置けば終わり。
できれば棚を固定しよう
棚受けに棚を乗せただけだと地震の時に滑り落ちてしまいます。
これを防ぐためにはどうするか、2つあります。
- 滑り止めのシリコンを棚受けと棚の接するところに取り付け滑り防止とする
- 棚受けにビス穴があれば棚と棚受けをビスで固定する(棚板の厚さよりも短いビスで)
棚受けと板がセットの物を揃えれば棚受けの一番手前に滑り防止のフックのような出っ張りがあるはずです。ホームセンターなどでそれがあれば一番安全で早く作業が終わります。
今回の材料と工具
揃える材料
- ガチャレール(可変レール)2本
- 棚受け(棚1枚に対して2本必要)
- 棚板
- ビス(可変レール固定用35mm〜40mmくらい)
用意する工具など
- 丸のこ
- インパクトドライバー
- 水平器
- 下地探し
今回はとても簡単なDIYです。ガチャレール4本は全ての高さを1ミリ単位で合わせないといけない割とデリケートな作業ですが、2本であれば水平を確認するだけでOKです。
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