ガチャ棚とは高さが数センチ単位で棚の高さを調整できる棚のことで、本棚で本の高さに合わせることもできるし、フィギュアを飾ったりなど使い方は様々。ただしDIYで作る時には水平やガタ付き、最も重要なのは壁が重さに耐えられる素材かどうかなど注意すべき点があります。壁の調査をして下準備をしてから作りましょう。

ガチャ棚
重さに耐えられるかどうか下地の確認をする
ガチャレールを取り付ける場合、両サイドが壁である必要があります。ガチャレールは左右2本づつ取り付けます。そのレールを固定する壁が合板などの木材であれば良いのですが、石膏ボードだとNGです。
ただし石膏ボードを固定している下地(壁の中にある角材)があれば、なんとかなります。
合板か石膏ボードかを調べる
「下地探し」(もしくは針)を刺してみると分かると思いますが合板の場合、針が刺さらないので分かります。石膏ボードの場合は「下地探し」は簡単に刺さります。
石膏ボードの場合であれば12ミリ以上行かなければそこに下地(壁を支える角材など)があると言うことです。
合板の場合
そのままガチャレールを固定します。
石膏ボードの場合
石膏ボードにビスは効かないので下地(縦方向の角材)のあるところを探してその面積分の合板を切って加工して上から下地めがけてビスで打ち込みます。これでガチャレールを固定する下地ができました。
棚板の選定
ガチャレールが固定できることを確認したら、棚板を選定します。
ガチャレールを取り付ける間口、奥行きを考慮してサイズを選び、素材も表面がポリ素材とメラミン素材、もしくはそのままの合板にすることもできます。
見た目と耐久性を考慮すると厚みが18ミリ以上25ミリ以下のメラミン化粧板が良いと思います。
ガチャレールの固定
棚材の奥行きに合わせて取り付けますが、概ね棚板の2割の長さの位置にガチャレールを取り付けます。つまり奥行きが25センチだとすると奥のレールが奥から5センチと20センチが設置位置です。奥も手前もレールをギリギリにすると少し動かしただけでダボから外れてしまうので注意しましょう。
左(右でもOK)の奥のレールをまず固定します。その後左の手前のレールを固定しますが、ダボをつけておいて板を切った時に端材を乗せて水平器で水平になっているかどうかを確認したら手前のレールを固定します。
次は右奥のレールを設置しますが、できればこれも棚を乗せて水平器で確認をした後レールを固定します。最後の最後は右手前ですが、全てダボを取り付けて設置する棚を乗せ、今度は水平器で確認するのではなく自分の手でガタガタしない位置になるように右手前のレールの高さを調整しビスを打ちます。
何が言いたいかと言うと、高さが1ミリの狂いもなく棚がガタガタしないようにするためです。
必要な材料と工具
最後に必要な材料と工具を紹介します。
材料(推奨)
- 表面がメラミン素材の合板(必要な枚数)
- ガチャレール×4本
- ガチャレール専用のダボ
- ビス(35mm以上)
工具(道具)
- インパクトドリル
- 丸ノコ
- 水平器
- 下地探し
以上で作れるので是非トライしてみてください。
両側が壁でないケースは次回お知らせします。
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