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古い開き扉が閉まらない|プロがやっている方法を解説します

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洋室やリビングの開き扉が閉まらない。蝶番だけの収納の扉を開けようとすると固くてなかなか開かない。力を入れなければ開かなくなってしまいおばあちゃんの力では開かなくなってしまった。それどころか扉と枠が当たってしまって閉まらないことがあります。こんな時どうすれば良い?これはスライド蝶番ではない昔ながらの蝶番の扉の調整方法です。

2通りの方法があります。

蝶番に当て物をする方法

開き扉が閉まらない場合や閉まりにくい場合。この時扉と枠の垂直ラインで上の方か、下の方のどちらかに隙間が多く出ていませんか?どちらかの隙間が多い方の蝶番に段ボール紙のような厚さの物を一旦蝶番のネジを緩めで蝶番の裏側に差し込みます。すると隙間が圴一になると思います。

今度は水平ラインで扉の上の辺と扉枠の上の水平ラインの枠との隙間をみてください。蝶番から遠い方が当たっている場合は上の蝶番の裏側に薄い物を差し込みます。すると水平ラインが平行に近くなると思います。水平ラインも垂直ラインもどちらも当たっている場合はこの方法では上手くいかないと思いますので下の方法で試してみてください。当て物はあまり厚い物ではなく薄いものから試してみてください。

蝶番が3つ以上ある場合は2つ以上を緩めてください。1つだけ緩めても差し込むことはできません。

扉を削る方法

ちょっと難易度が高くなります。扉を一旦開けた状態にして枠を確認します。枠に擦った跡はありませんか?その部分が扉と枠とが干渉しているところです。扉を外してその擦っている部分をカンナで削ります。ただし、塗装が掛かっていたり、木目の面材で表面を覆っている場合は避けてください。塗装ならまだ塗り直しもできますが、面材を削ると同じ面材が手に入らないことが多くもと通りにならないので、気をつけてください。

蝶番を枠に埋め込む方法

さらに難易度は高くなります。上記のように面材の扉の場合で蝶番が枠に埋め込まれていない場合は蝶番の厚み分だけ削ってあげることによって扉と枠との隙間が多くなると思います。蝶番の厚み分を削るのはかなり慎重に行わないといけません。深く削りすぎると蝶番側の扉と木枠に隙間がなくなって逆に開け閉めしづらくなってしまうからです。

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