一昔前までは日曜大工と言われていたDIY。パッキン交換とか家具の地震時の点灯防止策などは我々プロに頼まなくてもホームセンターで買って来て簡単に交換できるのに、と思うような内容の工事もあります。奥さんが必ず「うちの夫はそういうのができないので」と言い「このくらいやってくれれば良いのに」と嘆く奥さんもいます。ちょっとしたコツで簡単にできるので頑張ってやってみましょう。
引き戸(スライディングドア)の滑車を替える
最近の建物(マンションでも戸建てでも)では手前に引いたり押したりする開き戸は多いですが、スライドさせる引き戸はあまりみなくなったかもしれません。
和室の押し入れは襖なので非常に軽く、滑車はついていませんが、ガラスの入った格子状の引き戸はまだ古い建物には残っています。
この引き戸は滑車(戸車)がついていて、この滑車が劣化すると途端に開け閉めに力が必要になったりします。
そのままにしておくと力もいるし敷居が削れたりするので早めに交換しましょう
滑車はホームセンターで売っている
引き戸を一旦外すと滑車が見えるのでこの滑車を外します。扉はそのままにしておくか、動かさないのであれば、一旦元の位置に戻しておくと倒れてガラスが割れることもなくなります。
外した滑車を持ってホームセンターに行き同じ滑車、なければ似た物を必要数買って帰ります。
外した滑車のところに新しい滑車をはめてみてうまく入ればOK、入らなければ削って差し込みます。
高さ調整をして元の位置に戻せば完成です。
必要な工具
- バール(釘抜き)
- げんのう(金槌)
- のみ(滑車が入らなかった時削るために必要)
滑車以外に必要なもの
- 滑車を固定するための釘または細く短いビス
- 高さ調整をするためのベニヤの切れ端もしくは段ボール紙
以上で滑車は交換できますので是非やってみましょう。
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